「風通しの良い場所」具体的に家の中でどこ?逆に悪いところは?

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自宅の中で

風通しの良いところ
って突然言われても困っちゃいますよね。

「風通しの良いところで保存」

っていうの
普段、生活していく中でほんとによく見かけます。

食べ物、洗濯、洋服、カバン、くつ、植物
などなど,,,
探せばもっとあるかも?

このことは正しく理解していないと、
何か大きな被害となることも考えられます。

今回は、その「風通しの良い場所」について
いろいろと解説してみたいと思います。

これから家を建てるという方には、
どこを風通し良くするべきか?も併せて紹介しますね。

風通しの良い場所とは


家の中で
風通しが良い場所とはどこか?

風通しが良いと言うくらいだから、
風がバンバン流れていてと考えていると、
ちょっと違います。

そもそも、
風通しの良い場所は、
こんな形で求められることがあります。

「直射日光や高温を避け、風通しの良い場所に保存して下さい。」

食品などの保存方法に記載してある文章ですね。

多くの人が見たことがあると思います。

この「風通しが良い」ですが、
結論から言えば、

直射日光が当たらず、
高温にならず、
湿気が少ない場所

になります。

具体的な場所は、
お家それぞれの構造にもよりますが
基本的に使いやすいのは

階段下の収納

です。

階段下は
直射日光が当たりにくくて温度変化が少ない場所。
湿度をチェックして問題なければ
そこを風通りの良い場所として認定しましょう。

ちなみに、風通しが良いと言っても
風が”直接当たる”必要はないのです。

お米や野菜などの保存では

どうしても風通しが良いと聞くと、
外のように
風がバンバン当たるような場所を想像しがちですが、

“お米の保存”に際しては、
風が当たるのはNG だったりします。

これは
お米が乾燥して割れてしまうことに繋がるためで、
お米も風通しが良い場所を保存場所に求められますが、

「直接的に風が当たる必要はない」

ということです。

同様に缶詰やレトルトについても、
求められるのは
常温を保つことができ、
温度変化が少ない場所
となります。

野菜については、
湿度が高くない場所ということです。

このように
風通しが良いというのは、
高温や高い湿度が避けてもらうための1つの文言であり、
必ずしも風が直接当たる必要はないのです。

 

衣類などの保管は?

ここまで主に食品に関する風通しの良い場所について
説明してきましたが、
他の洗濯物や服、カバンやくつなどではどうでしょうか?

これらも
洗濯を干す場所や、保管場所については
風通しが良いことを求められますが、
理由としては、食品とほぼ同様です。

洗濯にしろ、それ以外にしろ
高い湿度というのは避けるべきものであるため、
風通しの良い場所ということが求められるのです。

洗濯であれば、
湿度が高ければなかなか乾かず、
臭いなどの原因になってしまいます。

服や鞄、靴などでは、
高い湿度の中で保管すれば、
生地が傷んでしまったり、
カビが生えてくる原因になってしまうのです。

ここまで来ると、
何となくイメージがつかめるかと思いますが、
風通しが良い場所というのは、

高い湿度を避けられる場所

と言い換えることが出来ますね。

よく食品の保存場所として、
キッチンのシンクの下を利用している人がいますが、
温度変化はなさそうですが、
水場の下でジメジメしているために向きません。

缶詰などを置いておくと、
さびて破損してしまう可能性もあるため、
置いてある人はすぐに別の場所に移し替えましょう。

 

どんな時に風通しの良い場所が必要?


先ほど、
風通しの良い場所を説明しましたが、
具体的にどんな時に風通しの良い場所は必要なのか?

簡単にあげただけでも
下記のような時は必要となります。

  • 食品を保存するとき
  • 洗濯物を干すとき
  • 服や靴、鞄などを保管するとき

こういった時に風通しが良くない場合、
どうなってしまうかは先ほども紹介した通りで、
食品が腐ったり、
洗濯物から嫌な臭いがしたり、
服などにカビが発生したり
ということになります。

どれも家の中では避けたいことばかりですが、
この中でも特に注意したいのが、
洗濯物を干す時ではないでしょうか。

食品の保存や服や靴の保管については、
一度、しっかりと場所を決めてしまえば、
それほど気にする必要はありません。

ただし、洗濯物については、
天候次第で室内干ししなければならず、
その際に注意が必要となります。

外に干す分については、
文句なしに風通しも良く、
洗濯物を干す場所としては最適でしょう。

しかし、これが室内となれば、
しっかりと換気や干し方などを意識してあげないと、
風通しが良い環境を作ることは出来ません。

そればかりか、
家の中までジメジメしてきてしまいます。

こうなるのを防ぐためには、

エアコンや除湿機などで
しっかりと除湿してあげることや、

扇風機で風の流れを作ってあげることです。

また、
干してある洗濯物同士の間は、
拳1つ分ぐらいは入るスペースを空けましょう。

そうしないと、
上手く風が流れていきませんので、
風通しの良い場所とはならないためです。

梅雨の時期などは、
室内で干すことも多くなりますが、
風通しに意識して干すようにしましょう。

 

逆に、風通しの悪いところは?


風通しの良い場所が理解出来たところで、
次は「風通しの悪いところ」っていうのはどこか?
について説明したいと思います。

これについては、
結論、窓のないところです。

あくまで家の状況次第ではありますが、
基本的に窓のないところは、
風通しがあまりよくありません。

ただ、窓がなくても、
換気設備が付帯しているケースもあるので、
必ず風通しが悪いとは言い切れませんが、

家の中で窓がない場所をイメージすると、
何となく風通しをイメージ出来ると思います。

トイレクローゼットお風呂場などなど。

家の中でも窓がないことが多い場所ですが、
風通しが悪そうではないでしょうか?

このように
窓がない部屋というのは
風通しの悪い場所としてあげられます。

窓がない上に換気扇などもついていない場合は、
間違いなく風通しが悪いと言えます。

 

風通しが良いと
光熱費にも影響が出る?


住宅の中で風通しの良さですが、
これは光熱費にも大きく関わってきます。

特に大きな恩恵を
受けることが出来るのはです。

室内に配置する窓を低い窓から風を取り入れて、
高い窓へと流してあげることで、
室内の温かな空気を効果的に外へ排出出来ます。

地域にもよりますが、
場合によっては、エアコンなしでも生活することも出来ます。

これが反対に
風通しが悪いと、
なかなか室内の温かな空気は抜けていかず、
いつまでたっても暑いままなので、
エアコンをフル稼働ということになります。

このように
室内の風通しは光熱費に大きく影響しますので、
これから新築を考えている方であれば、
しっかりと調整したほうが良いです。

賃貸を借りる際も、間取り等も大切ですが、
実際の部屋の見学の際には、
それぞれの窓を開放し、
風の通りを確認するなどすると安心だと思います。

 

新築時におすすめ!
風通しの良い場所はどこに作るべき?


住宅を新築する際、
風通しの良い場所にするのは、
リビングがオススメです。

その理由は
先ほど説明した光熱費の関係からです。

リビングは家族が常にいる場所とも言えるほど、
多くの時間を過ごすスペースになります。

そのため、
このリビングの風通しを良くし、快適な空間にすることは、
家族のストレスを軽減することにも繋がるのです。

同時に
光熱費も安く済むとなれば、家計も大助かりですよね。

風通しを良くする方法は様々ありますが、
まずはプロに相談するのが一番でしょう。

窓の取り付け方1つで、
風通しは大きく変化しますので、
色々と検討するのも楽しいですよ。

 

まとめ


風通しが良いということは、
多くの場合「湿度が高くないこと」を指しています。

缶詰やお米などの食品、
服や靴、鞄などの衣類を保管するには、
こういった風通しの良さが重要です。

また、リビングなどの生活空間においても、
風通しの良さはストレス軽減の他、
光熱費を下げることに繋がります。

風の通りに着目し、
出来るだけ風通しの良い空間を作るよう心がければ、
百の利あったとしても、一の害はないと思います。

 

無印良品の家って
風通しも良さそうでなんだかイイですね。

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