地震で家屋倒壊する家の特徴とは。木造が耐えられる震度は?

【PR】

SPONSORED LINK

地震、雷、火事、親父なんて言葉がありますが、
これって世の中の恐ろしい順番に並べたものです。

この順番から分かるように
地震というのは災害の中でも一番恐ろしく、
その破壊力は凄まじいものがあります。

過去に起きた大地震では、
津波や家屋倒壊なんていう被害もたくさん出ました。

家屋倒壊は
そこに家があれば起きる可能性がありますので、
とっても怖いですよね。

では、地震で家屋倒壊する家というのは、
何か決定的な特徴があるのでしょうか?

また、木造の家というのは、
コンクリート造に比べて
弱い震度で倒壊してしまうのでしょうか?

今回は、
地震と家屋倒壊の関係について説明したいと思います。

地震と家屋倒壊

地震家屋倒壊というのは、
密接な関係にあるかと思います。

地震の被害の中で
最も多いのが家屋倒壊であり、
突然地震が発生し、
あっという間に家屋が倒壊したなんてこともあるのです。

家屋倒壊が起きれば、
もちろん倒壊した家屋の中に生き埋めになったり、
そこから火災が発生し、
2次災害が起きる可能性もあります。

このように
地震が起きて最初に発生する被害は、
家屋倒壊と言っても過言ではありません。

近年、地震というと、
恐ろしいのは津波被害だと言われるようになってきています。

これは東日本大震災での津波被害の衝撃が、
それだけ人々の印象に強く残っているからですが、
津波は言ってみれば、
海が近くでなければ起きません。

しかし、
家屋倒壊は、どこで地震が発生したとしても、
そこに家がある限りは常に発生する恐れがあるのです。

東日本大震災以前にも、
日本では多くの大震災を経験していますが、
そのどの震災においても家屋倒壊というのは、
重大な被害となってきました。

そういった被害に合わないためには、
事前の準備が必要です。

それは、
耐震性に強い家に生活することです。

新築であれば、耐震性に強い設計にする。

賃貸であれば、
耐震性に強い設計で建てられている家を借りる。

どうしても
デザインや機能性などを重視してしまいがちな家選びですが、
同時に耐震性にも目を向けておかないと、
万が一の時に家屋倒壊に合ってしまうのです。

 

家屋倒壊してしまった家の特徴

では、実際に
家を建てる時や、家を選ぶ時に、
耐震性に着目して家を選ぶことにしたとします。

しかし、
何を持って耐震性に優れているのか
素人目で判断することはなかなか難しいです。

また、建物が建てられる時は、
建築基準法というルールが適用され、
このルールにおいて、
一定以上の震度に耐えられる構造にすることと定められています。

そのため、どの家であっても
ある程度の地震からは守られていることになります。

じゃあ、どのような家が大震災の時に倒壊してしまうのか?

今回は、素人の方が見ても分かるような、
家屋倒壊してしまった家の特徴を紹介します。

分かりやすい特徴になっているので、
はっきりとした判断材料にはならなくても、
少し疑ったほうが良いのかどうかは分かるはずです。

心配なようでしたら、
もっと詳しい専門家に聞けば良いのですから、
まずはその特徴だけでも覚えてみて下さい。

 

⑴単純に古い家

大震災の時に多くの家屋倒壊が発生し、
その犠牲になってしまった家の中で、
最も多い特徴がコレです。

単純に古い家は、
やはり老朽化などでガタが来ているケースも多く、
大震災などの影響に耐えることが出来ず、
家屋倒壊を招いてしまうのです。

また、先ほど、
建物が建てられる時は、
建築基準法が適用されると説明しました。

このルールの中の耐震性についてですが、
時代とともに変化してきているのも、
実は大きなポイントです。

1つの大きな転換期は1981年だと言われており、
この以前に建てられた建物は
旧耐震基準で建てられているのです。

そのため大震災では、
多くの家屋倒壊が発生することになったのです。

賃貸で敢えて古い家を選ぶという人は多くはないと思いますが、
リフォームして
中だけは新築のようになっていたりというケースはあり得ます。

その建て物がいつ建てられたのか?

必ずチェックするほうにしましょう。

 

⑵風通しが良すぎたり、開口部が多い家

風通しが良かったり、
開口部が多いというのは、
家にとっては何かと便利であると高く評価されるケースが多いです。

しかし、耐震性という点で考えると、
必ずしも褒められたものではありません。

風通しが良いとか、
開口部が多い
というのは何を意味しているかというと、
壁が少ないということになるのです。

耐震性というものを考えた時に、
壁の量というのは非常に重要です。

そのため、
風通しを優先させたり、開口部を多く設けようとして、
壁の量を減らしてしまうことは、
そのまま耐震性の低下を招く恐れがあります。

また、耐震性というものを考えると、
バランス良く壁が配置されているということが、
非常に重要なこととなります。

アンバランスな配置では、
揺れの被害も集中してしまうことになり、
そこから倒壊することになってしまうのです。

こちらの特徴は
新築で建てる方も、
賃貸で選ぶ方にも言えますが、
壁の量とバランスには注意しましょう。

理想的な形としては、
建屋の4つ角に柱があり、
そこにL字型に壁が存在していることです。

家を見る時は、ぜひそこに着目してみて下さい。

 

⑶デザイン性を優先させた家

建てられた年月も古くない、
壁の量も十分にある、これでこの家は安心だ!

確かにそのように思いたくなってしまうのですが、
少し待って下さい。

家の中が
あまりにもデザイン性や快適性を優先させて作りになっている場合、
注意が必要です。

先ほど、
アンバランスな配置は倒壊を招くと説明しましたが、
実はこれは壁の量が十分であったとしても、
同じことが言えるのです。

そして、アンバランスな配置になるのは、
デザイン性や快適性を優先させた家が多くなっています。

阪神淡路大震災の時は、
こういったデザイン性や快適性を優先し、
アンバランスな配置となっている家の多くが
倒壊の被害に遭いました。

建てられて数年や数カ月という家もありましたので、
きっと住んでいる方は
自分がそんな被害に遭うとは思いもしなかったでしょう。

それからデザイン性や快適性を優先し、
極端にアンバランスな配置にならないように、
見直しが行われています。

しかし、
当時、建てられた家というのは
まだまだ残っていますので、
あまりにもデザイン性や快適性に優れている家というのは、
必ず壁の配置のバランスなど、
全体的な調和に着目してあげるようにして下さい。

 

今回、
素人でも比較的分かりやすい3つの特徴を紹介しました。

家屋倒壊は起きてから後悔したのでは、
取り返しがつきません。

しっかりと事前にポイントだけは確認し、
大きな被害に遭わないようにしましょう。

 

木造家屋が耐えられる震度

どうしても耐震性ということになると、
木造よりもコンクリート造のほうが強い
というイメージがあります。

そのため
木造家屋では、
耐震性が弱いのではないかと思う人も少なくありません。

しかし、結論から言ってしまえば、
木造家屋でも震度7には十分に耐えうることが可能です。

ただ、全ての木造家屋がそうかと言うと、
そうではありません。

これはコンクリート造であっても同様ですが、
家屋は建てられた瞬間から劣化していきます。

雨水の被害や虫の被害など、家を及ぼす影響は様々です。

そういった被害からしっかりとケアしてあげることが大切で、
ケアをしてあげれば
震度7が来ても倒壊が起きることはないでしょう。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)