暗い部屋と明るい部屋での睡眠は身体にどんな影響の違いがある?

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睡眠を取らない人は、ほぼいないと思いますが、
その睡眠の形となると、
人によって千差万別と言ってもいいと思います。

部屋の明るさを暗くするのか、明るいまま寝るのか
ですら、多くの選択肢があるのではないでしょうか。

この部屋の明るさですが、
暗い部屋と明るい部屋では、
身体にどのような影響があるのか
今回は説明してみたいと思います。

明るい部屋、暗い部屋、好みは人それぞれですが、
実は思わぬところで身体に影響が出ているかもしれません。

それぞれが身体に与える影響によって、
身体の不調の原因が分かったり、
また、より良い睡眠を実現することも出来るかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

真っ暗な部屋の睡眠


睡眠時の部屋の明るさというのは、
睡眠の質に大きく関わるためとても重要ですが、
人それぞれ実は大きな違いがあります。

私の家族でも、
それぞれ自分の部屋で寝るようになり、
いつの間にか
寝る前の部屋の明るさというのも異なっていました。

僕はどちらかと言えば、
真っ暗な部屋のほうがしっかりと眠れるので好きなのですが、
子供たちは、
豆電球程度の明かりだったり、
しっかりと照明をつけたまま寝ているというケースもあります。

この辺りは好みなので仕方ない
と思っていたのですが、
実はこの寝る際の部屋の明るさというのは、
身体にとても大きな影響を与えます。

私が好きな真っ暗な部屋で言えば、
睡眠に与える影響としては、
しっかりと眠ることが出来、質の高い睡眠効果が得られます。

睡眠によって
身体の疲れを取るということであれば、
「寝る時は暗い方が良い」ということになるのです。

ただ、あまりにも暗いようだと、
人は不安を感じると言われています。

これは今のように室内で生活する以前の話、
人が野生の中で生活していた流れですが、

真っ暗だと
「どこから襲われるか分からない」という不安感が出るため、
その時の感覚が現代人にも残っていると言われています。

そのため、
質の高い睡眠どころか、
逆に目覚めやすくなってしまうということになります。

真っ暗と言っても、
理想としては、目が慣れてきた後は、
周りの様子が少し分かる程度が、
睡眠の環境としては良いということになります。

この真っ暗な部屋での睡眠ですが、
睡眠としては質の高いものを得られますが、
一方で、朝方、少し困ったことになりがちです。

それは、朝寝坊しがちになるということです。

朝、人が起きる時というのは、
光の刺激、例えば朝日などが非常に重要です。

目覚めた後、
朝日を浴びることによって身体が目覚めていく感覚は、
誰もが感じたことがあるはずです。

部屋が暗すぎた場合、
こうした部屋に入ってくる明かりというのが少なくなるため、
朝寝坊しがちになってしまうのです。

部屋のカーテンに遮光カーテンなどを用いている場合、
室内に入ってくる光が遮断されることになるため、
目覚めにくくなってしまうのです。

睡眠につく際は
理想的な遮光も目覚める際には足を引っ張るということになるのです。

そのため、
出来る限り過度な遮光というのは避けたいところで、
朝には、部屋で感じられる程度にしておくと、
目覚めもスッキリということになります。

僕も遮光度の高いカーテンを付けていた際は、
朝の目覚めは悪く、
起きられないと感じていましたが、
カーテンを交換してからはそんなこともなくなりました。

部屋が真っ暗じゃないと眠れないという人で、
朝、起きるのが苦手だという人は、
改めて部屋の明るさについて考えてみると良いかもしれません。

 

明るい部屋での睡眠


真っ暗な部屋じゃないと寝れない
という人がいる一方で、
「明るい部屋の方が寝れる」という人もいます。

我が家で言えば、
まさに子供たちがそれに当たるのですが、
真っ暗な部屋と同様、
明るい部屋も睡眠にはそれなりの影響があります。

質の高い睡眠を得るためには、
適度に暗い方が良いということを説明しましたが、
反対に明るい部屋では、
質の良い睡眠を得ることは出来ないのです。

これは実験によって立証されており、

室内が明るい程、
睡眠としては浅くなってしまう

というデータが得られています。

実験では、
明るい部屋で眠りについた際には、
睡眠中は、毛布を自分で被るなどの行為が見られており、
そのたびに眠りが浅くなるということになります。

つまり、
寝るまでは明るい方が良いと思っていたとしても、
実際に眠ってしまえば、
身体は光を欲していないということになるのです。

眠りが浅いということであれば、
ちょっとしたことでも目覚めやすくなってしまったりと、
睡眠活動事態も妨げられやすくなってしまいます。

こういう状況であるため、
同じ睡眠時間だとしても、
身体の休まり方には大きく差が出て来てしまうのです。

また、部屋は明るくなくても、
寝るまでの光刺激というのも、
部屋の明るさと同様に重要になります。

最近では、
寝る前にスマートフォンをチェックする人が増えていますが、
スマートフォンからはブルーライトなどの光刺激が出ているため、
いざ寝ようという時に、眠りにつきにくくなってしまうのです。

そういったことから、
我が家では寝る前に子供たちには
スマートフォンやPCなどは極力、見させないようにし、
部屋の明るさについては、
寝たぐらいを見計らって消してあげるようにしています。

こうすることで
良質な睡眠を得ることが出来やすくなりますので、
子供の成長にも良いのではないかと考えています。

ちなみにですが、
朝はカーテンを強制的に開けて、
朝日を入れることで起こしています。

こうすることで、
「起きなさい!」
なんて言わなくても、
身体が勝手に覚醒するのか、ノソノソと起きてきます。

朝、子供を起こすのに苦労している人にはオススメです。

 

身体の影響まとめ


睡眠時の部屋の明るさについては、
明るい・暗いそれぞれ影響があります。

睡眠の質については、説明しましたが、
それ以外の影響についてもまとめてみたいと思います。

 

~部屋の明るさが与える身体への影響~

〇明るい部屋

  • 睡眠の質が浅くなることから、身体が思うように休まらない。
  • 体内時計が狂うことにより、肥満へとつながるリスクが増える。
    →研究チームの実験でも、そのような結果が得られており、詳しい因果関係は分かっていないものの、体重を気にしているという人であれば、要注意ポイントになります。

 

●暗い部屋

  • 適度に暗い部屋の睡眠は質の高い睡眠効果を得られる。
  • 暗すぎる部屋は、神経が過敏になり、睡眠の質は下がる。
  • 目覚める際、光が入ってこない部屋(暗い部屋)は目覚めが悪く、朝寝坊しがち。

 

部屋の明るさ1つ取っても、
睡眠や身体にはこのような影響が出ます。

特に明るい部屋での睡眠は、
肥満へとつながるリスクが上がるというのは、
多くの人にとっては見過ごせない情報ではないでしょうか?

やはり
寝る時は適度に暗い部屋で寝るというのが一番
であることは間違いありません。

 

 

理想的な睡眠の部屋とは


睡眠と部屋の明るさの関係については、
様々な影響があることを説明しましたが、
部屋の要素は、何も明るさだけで決まるわけではありません。

ぐるっと見渡してみても、人それぞれの部屋があり、
様々な要素が睡眠には影響してきます。

そこで、
理想的な睡眠の部屋作りに
重要なポイントをいくつかご紹介します。

「音」

明るさと同じくらい、
寝る際の音が気になるという人も多いはずです。

明るさは大して気にならなくても、
音だけは気になるという人もいるはず。

家の立地によって、
外部から入ってくる音というのは様々ですが、
理想的なのは、あまり派手な音がしないことです。

家の隣が線路や幹線道路、繁華街だったりすると、
どうしても深夜まで様々な音が飛び交うことになるため、
睡眠の妨げに繋がります。

部屋に入ってくる音を防ぐ方法としては、
防音効果のあるカーテンを用いるのがオススメです。

カーテンを二重にするのも良いですし、
レースのカーテンとの組み合わせでもそれなりに防音効果が得られます。

持ち家であれば、
二重サッシにすることで、
カーテンよりも高い防音効果が得られますが、
費用もそれなりにかかることになるでしょう。

 

「温湿度」

理想的な睡眠を得るためには、
温湿度というのも重要です。

温度としては、
夏は25度、冬は17度ぐらい
が理想的な温度とされています。

湿度は、
年間を通して、50%程度に保っておくことが理想となり、
季節によってこれらの環境を保つ必要があります。

エアコンやヒーター、
除湿器や加湿器などを上手に用いると良いです。

外からの影響が大きい場合は、サッシを変えてみたり、
屋根や壁の断熱効果を上げる工事をするというのも有効です。

工事する際に少し大きな費用は掛かりますが、
日常的な電気代を考慮すると、
それほど大きな費用にならないケースもあります。

この辺りは専門店に言って相談することで、
細かい計算もしてくれるでしょう。

 

「空間」

あまり重要視されていませんが、
寝室自体というのも非常に重要です。

例えば、
寝室と書斎を兼ねている場合、
デスクがあり、椅子があり、PCやテレビなどがあると思います。

こういった配置は、一見、便利そうではありますが、
いざ寝ようという時に、
あれこれ考えてしまったり、
寝るギリギリまでPCやテレビを見たりということに繋がります。

これらの行為は、
質の高い睡眠を取る上では妨げとなりますので、
出来れば寝室と書斎は分ける方が良いです。

最近では、
スマートフォンの普及によって、
寝る直前までスマートフォンを見ているという人もいますが、
これもNG行為です。

スマートフォンから発せられるブルーライトが神経を過敏にし、
なかなか寝付けないなどに繋がってしまうため、
寝る2時間ぐらい前からは、
こういった機器は避けるのが理想と言えます。

理想的な睡眠の部屋を考えた場合、
こういった環境が重要になる一方で、
なかなか実現は難しいと感じる部分も多いのではないでしょうか?

全てを1度に実現することが出来なくても、
少しずつ環境を改善していくことによって、
睡眠の質は高まるはずです。

質の高い睡眠を得るためにも、
一度、寝室などを見直してみると良いかと思います。

 

 

まとめ


明るい部屋と暗い部屋が与える睡眠への影響について説明しましたが、
適度に暗い部屋で寝るのが理想的と言えるでしょう。

部屋が明るくないと寝付けないという人も、
寝付いた後は、
タイマーなどを用いて部屋の明るさを下げるなどの工夫が必要でしょう。

また、明るさ以外にも理想的な睡眠を実現するためには、
その他の環境というのも重要です。

音や温度に湿度、部屋の構成なども、
睡眠に大きな影響をもたらしています。

僕もついつい寝る前はスマートフォンを見てしますのですが、
これも理想的な睡眠を得るためにはNGです。

身体が休まらないという人は、
一度、自分の睡眠と理想的な睡眠を比べてみると、
原因が分かるのではないでしょうか。

 

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