角部屋って寒いし暑い!!メリットとデメリットは部屋のレイアウトで決まる!

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マンションやアパート探しをする時に
角部屋って人気の部屋。

でも
実は寒いし暑いっていう話を聞きます。

様々なメリットがある一方で、
こういったデメリットが存在するのであれば、
後の祭りにならないように、把握しておきたいですよね。

また、
角部屋ならではのレイアウトのコツも把握しておかないと、
思うようなレイアウトが出来なかったりします。

そこで、今回は
角部屋に住む上で
抑えておきたいポイントを紹介したいと思います。

メリット・デメリットを把握して、
快適な角部屋ライフを送ってみて下さい。

角部屋は寒くて暑いのは本当か

角部屋は
冬は寒く、夏は暑い
という話を聞いたことがありますでしょうか?

この話、実際に住んでいる私の意見としては、

本当です!!

角部屋が寒くて暑いというのは、
あまり聞かない話かもしれませんが、
角部屋経験者なら誰もが体感しているのは間違いありません。

ただし、
この角部屋が寒くて暑いというのは、
よくよく考えてみれば、
とっても分かりやすいんです。

通常、部屋には
角部屋と中部屋というものがあり、

角部屋というのは、
角にある部屋のことで、
廊下の突き当たりや曲がり角部分にある部屋
となっています。

それに対して
中部屋というのは、
両隣に部屋があり、
部屋と部屋の間にある形です。

この2つを比べてみると、
外と面しているのは、
角部屋の方が多くなっています。

分かりやすく言えば、
角部屋は、片方しかお隣さんがいないために、
3方向が外に面しているのに対して、
中部屋であれば、両隣がお隣さんであるため、
外に面しているのは2方向という形です。

この外に面している数というのがとても重要で、
面している数が多ければ多いほど、
外気の影響を受けやすくなるということです。

そのため、
冬は冷気の影響を受けるため寒く、
夏は熱気の影響を受けるために暑い
ということになってしまうのです。

外に面している数が多いことで、
冬は日光がたくさん取り入れられるから、
逆に暖かいのではないか?
と思う方もいます。

確かに日光を取り入れるということで言えば、
角部屋のほうが影響は大きいですが、
実際はそこまで大きな変化はありません。

むしろ、
外面に多く接していることで、
結露が発生しやすかったりと感じることが多いはずです。

中部屋には、
部屋に接していることで得られる大きなメリットがあります。

それはお隣さんの部屋からの室温の影響です。

どの部屋も当然のことながら、
冬は寒く、夏は暑いという状況ですので、
暖房や冷房を使って、部屋を快適な温度に保ちます。

その影響を多少なりとも受けることが出来ますので、
中部屋のほうが
快適な環境を保ちやすいということになるのです。

角部屋では、
こういったお隣さんの影響というのは、
片方からしか受けることが出来ず、
もう一方は、寒かったり暑かったりする自然の影響ですので、
どうしても冬寒く、夏暑いという状況になってしまうのです。

こういった理由から、
角部屋は寒くて暑いという状況が生まれてしまいます。

いかに快適に過ごすことが出来るか
というのは部屋選びのポイントですが、
特に温度というのはとても重要です。

角部屋を選ぶ際は、
この点を加味した上で選ぶようにしたいですね。

 

角部屋のメリット

寒くて暑い角部屋ですが、
デメリットばかりかと言えば、決してそんなことはありません。

実際、部屋の中でも
角部屋というのは人気ですし、
空きが出れば「最初に埋まる部屋」
と言っても過言ではないでしょう。

それでは、
角部屋にはどのようなメリットがあるのか?

1つずつ紹介してみたいと思います。

▽角部屋のメリット▽

①:生活音の少なさ

角部屋ということは、
お隣さんが1部屋しかないということですから、
中部屋に比べて「周りからの生活音が少ない」
ということになります。

お隣さんがどういった人かというのも関係しますが、
やはり要素が1つ減るというのは、角部屋の大きなメリットです。

角部屋で最上階であれば、
更に上からの生活音の要因も減りますので、
要素が2つ減ることになります。

周りからの生活音に悩まされたくないという人は、
角部屋というのは、メリットが大きいでしょう。

反対にお隣さんが少ないため、
自分が与える影響というのも、
必然的に少なくなります。

基本的には隣接している部屋のみ気を配れば良いので、
生活音を与える側としても、
大きなメリットであることは間違いありません。

 

②:高い通気性

角部屋はすぐ外が屋外ということもあり、
窓が中部屋に比べて多く設置されています。

この窓が多いことによって、
室内の通気性を高めることが出来ますので、
風を通したいような時や換気の時などは非常に便利となります。

 

③:日当たりが良い

これも窓が多いことにより得られるメリットの1つですが、
窓が多いことから、日当たりが良いケースが多いです。

場合によっては、
日当たりが良いばかりにデメリットとなるケースもありますが、
ジメジメしにくく、メリットの方が大きいでしょう。

生活する上でも日当たりが良いことで、
室内を明るく保つことが出来ますので、
快適な生活も送りやすいですよね。

 

④:開放感に溢れる

まったく間取りや面積は同じだったとしても、
中部屋とは異なる壁の位置に窓があるだけで、
開放感はまったく異なります。

部屋も広くなったように感じることが出来ますので、
生活している上での快適さというところに関わってきます。

ちょっとしたことではありますが、
窓から外が見えるというのは、
大きな効果をもたらすことになります。

 

⑤:部屋の前を人が通らない

これは建物によって異なる場合もありますが、
角部屋の多くは、
部屋の前を人が通らないような設計となっています。

そのため
防犯上や騒音という観点から考えても安心で快適な生活が送れます。

特に女性であれば、
玄関前を人が通ったりというのは、
何かと気になる人も多いかと思います。

深夜の寝ている時間に、
玄関前を人が通るなんていうこともありませんので、
夜も快適な生活を送ることが出来ます。

 

⑥:広いケースがあり

中部屋に比べると、
角部屋は建屋全体の設計の関係上、
広いケースというのもよくあります。

ベランダや中の部屋が微妙に広いなど、
よくよく図面などを見てみると分かるレベルではありますが、
少しでも広い方がという人には良いでしょう。

特にベランドが広い場合は、
何かと使い勝手が広がることになります。

とは言っても、
ハッキリ分かるほどの違いではなくて、
あくまで言われてみればというレベルですので、
大きなメリットとは言えないかもしれません。

 

このように
角部屋には、様々なメリットがあります。

そして、これらが、
角部屋が人気である理由とも言えます。

借りる時は、これらのメリットを活かしつつ、
次に紹介するデメリットも把握した上で、部屋選びをしたいですね。

 

角部屋のデメリット

By: w.marsh

多くのメリットを持つ角部屋ですが、
デメリットも多く、
それは、夏は暑く、冬は寒いということだけではありません。

住む上では、
見落とすことが出来ないデメリットが、
他にもいくつか存在しているのです。

そこで、メリットに引き続いて、
今度はデメリットについて紹介します。

▲角部屋のデメリット▲

①:騒音や自然音が聞こえてくる

お隣さんがいないことによる生活音が少ないというのは、
角部屋のメリットではありますが、

一方で外がすぐであるため騒音などは、
どうしても多くなってしまいます。

特に道路に面していれば、
目の前を車が通るたびに音は聞こえてくることになります。

交通量が多かったり、トラックなどが頻繁に通る道路であれば、
こういった音は年中、避けることが出来ない音と言えます。

更に大きな音をたてて走る車やバイクが入れば・・・
後は考えるまでもありませんね。

また、
アパートやマンションの目の前が信号だった場合、
赤信号で止まっている間、
ずっとその音に悩まされることになります。

このように生活音からは解放されるものの、
こういった騒音や自然音というところが
新たな火種として出てきます。

必ずしも悩まされるとは限りませんが、
よくよく注意する必要があります。

 

②;カーテンが多く必要

中部屋に比べると、
窓の数が多いのは、角部屋の特徴ですが、
窓の数が多いということは、
カーテンも必要だということです。

これをデメリットと感じるかは人それぞれの部分はありますが、
それだけ多くのカーテンを購入し、
買い替え・洗濯など、
カーテン1つ取っても、何かと手間がかかりますよね。

面倒くさがりの人にとっては、
これは気になる手間かもしれません。

 

③:防犯対策が必要

角部屋は、
どうしても防犯上で注意が必要となります。

それは、
窓が多かったり、雨どいなどを利用して入りやすいことや、
角部屋は死角となるケースが多いためです。

また、相対的に
角部屋にはお金持ちが住んでいる傾向も多いのも理由の1つです。

空き巣や泥棒というのは、
出来るだけ入りやすく逃げやすい場所を選びますが、
角部屋というのは、
そういう意味では格好の場所ということになります。

部屋が角にあることから、
隣に同じ高さの建物があると、
そちらから中の様子を事前に確認されやすい
というのも危険な要因です。

 

このように
角部屋には、
空き巣や泥棒にとって狙いやすいポイントが多くあるため、
住む際は防犯上の注意が必要です。

具体的には、
窓の鍵を二重にしたり、
空き巣対策用のフィルムを張ったりなどの
対策が必要になります。

 

④:家賃が高額となる

様々なメリット・デメリットがある角部屋ではありますが、
やはり数ある部屋の中でも、
角部屋というのは、人気の部屋となります。

多くの人が出来るだけ角部屋の方がと望む結果、
家賃がどうしても高額になるケースが多いです。

中部屋に比べて2倍・3倍という程ではありませんが、
10%ぐらいは、
家賃は高いと考えても差し支えないかと思います。

 

⑤:家具の選定が難しい

角部屋をよくよく見てみると、
窓が多かったり、
建物全体のデザインの関係で、
柱があったり、デッドスペースが生じることもあります。

こういった間取りの中で、
綺麗に家具を配置しようとした際、
なかなか選定が難しいということがあります。

例えば、
窓が多いというのは、
それだけ壁が少ないということですから、
背の高い家具を置けるスペースが潰されているということになるのです。

もちろん窓を無視してしまえば、
背の高い家具を置くことは可能ですが、
それでは、角部屋に住んでいる意味がなくなりますよね。

このように
角部屋は中部屋に比べて、家具を配置する際、
間取りを見ながら頭を悩ませるケースが少なくありません。

そういう意味で言えば、
中部屋は部屋が綺麗な四角の間取りだったりするため、
生活のしやすさという上では、利便性は高いかもしれません。

 

メリットと同様に
デメリットも存在する角部屋ですが、
このデメリットは、人によって感じ方は様々です。

また、事前に把握し、しっかりと対策すれば、
気にならないものも多くありますので、
角部屋を選ぶ際は、デメリットについても着目し、
お部屋選びをすると良いでしょう。

 

角部屋の理想のレイアウト

By: pop★

どうせ住むなら
快適な部屋に住みたいと思うのは、
全ての人の願いでもあるかと思いますが、
そのために必要になってくるのは、
理想のレイアウトの実現です。

いくら間取りが良くても、
レイアウトがイマイチだと住みやすい部屋にはなりません。

反対に間取りがイマイチでも、
上手にレイアウトすることによって、
たちまち快適空間へと作り変えることも出来るのです。

部屋によってポイントは様々ですが、
角部屋ということで言えば、
家具は背の低い家具をチョイスするということは、
非常に重要なことです。

なぜなら、
先ほども紹介したように、
角部屋は窓が多いために背の高い家具を置きにくいためです。

そこで、
家具全体を背の低いものに統一することによって、
窓を遮ってしまうことがなく、
部屋全体の統一感も得られてスッキリします。

さらに家具を低くすることによって、
天井が高く見えますので、
部屋全体が開放感のある姿となるのです。

 

これが
角部屋に住む上でのレイアウトのポイントになります。

また、
角部屋には付きもののデッドスペースがある場合は、
ごちゃごちゃと物は置かずに、
観葉植物などちょっとしたものを置く程度が良いです。

住みやすく快適な空間にするためには、
出来るだけ物は置かずにスッキリというのが
1つの理想形であることを覚えておきましょう。

 

角部屋に住んでみての感想

ここまで
角部屋について、メリットやデメリットなどを紹介してきましたが、
実際に生活してみるとどういった感じなのでしょうか?

生活経験がある人の感想ほど、
役に立つものはないと思いますので、
いくつか紹介してみたいと思います。

 

ケース①:生活音が気にならなくなった

 

以前の部屋は、中部屋で隣の部屋の生活音が気になっていたために、
今の部屋を選ぶ時は、角部屋を選択しました。

正直、お隣からの生活音というのは、運用素も強いと思いますが、
それでも片方しか部屋がないというのは、大きな違いです。

また、音は与えられるだけではなくて、与えるほうの気も使いますが、
角部屋の場合、隣に面している箇所が一か所しかないため、
子供たちが遊ぶ部屋は、反対の部屋に設定しました。

多少は音がするかもしれないけれど、
少しでもお隣さんに配所出来ればと思ったからですが、
おかげで(?)音に関する苦情は来ていませんね。

窓が多いためか、湿度が高くなってくると湿気対策が、
毎年、手間ではありますが、慣れてしまえば特別な問題はないので、
次に引っ越すとしても、角部屋を選ぶと思います。

 

 

ケース②:防犯は気になるけれど・・・

私の住んでいる角部屋は、マンションの入り口から一番奥に当る場所で、
部屋の前の廊下を誰も通ることがないという意味では、安心しています。

ただし、1階ということもあり、外からベランダを通して侵入しようと思えば、
やすやすと侵入出来てしまうために、防犯対策は必要だと考えています。

幸いなことに、外は道路に面していて、常に車の通りもあるような場所のため、
外からの目というのが、一定数期待出来る環境ではあるものの、
やはり何かにつけて注意はしています。

 

 

ケース③:夏は暑く、冬は寒い!

角部屋に言われることとして、夏は暑く、冬は寒いというのがありますが、
これは当たっているかと思います。

どうしても窓のサッシから熱気や冷気が伝わってくるため、
部屋の中の温度は暑くなりやすく、冷えやすく・・・

そのため、エアコンの稼働は、ほぼ年中、欠かすことが出来ない状況です。

他にもメリットが様々ありますが、このエアコンを付けることによる、
電気代というのは、バカになりませんね。

ただでさえ、角部屋で家賃が高いので、
これも加味してしまうと、結構な費用がかかっているんだろうな~って思います。

 

角部屋と言っても、
部屋によりけりな部分はありますが、
実際に生活しているからこそ、色々な意見が出るかと思います。

今回、ここで紹介したような感想も、
ある角部屋には当てはまらないかもしれません。

部屋選びの際は、こういった情報を元に、
同じことが起こるかもしれない
という目で色々とチェックしてみると、
失敗が少ないんじゃないかと思います。

 

 

まとめ

今回、角部屋について
メリットやデメリットなどを紹介してみました。

人気の高い角部屋ですが、
人気が高い理由や、
角部屋ならではのデメリットを考えた時に、
本当に自分に当てはまるのかというのは、
部屋選びで失敗しないための大事な検討課題です。

もちろん建物によっても、
角部屋の状況も違いますので、
始めから角部屋と決めるのではなくて、
様々な要素を考え、
納得した上で、角部屋を選びたいものです。

 

 

 

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