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モルタルの強度というのは
どの程度なのでしょうか?
コンクリート並みにはあるのですかね?
この2つの強度について調べてみます。
また、
モルタルの強度を左右するのは、
配合や比重みたいですが、
これがどのように関わってくるのか
についても調べてみたいと思います。
目次
モルタルとは
モルタルやコンクリート、セメントなど、
建築現場で使われるものには
色々な種類があります。
モルタルはその中の1つになりますが、
まずはこちらの動画をご覧ください。
【セメント・ペースト・モルタル・生コンの違い】
セメント、モルタル、コンクリート
などの違いについて解説した動画です。
簡単に言えば、
作る際に使う原料が異なっている
ということになります。
モルタルは
セメントと砂で作るものです。
建築現場などでは、
仕上げに使うものなので、
建物を支えると言うよりは、
見栄えを良くしたり、補修する際に活躍します。

モルタルの強度
玄関などによく使われるモルタル。
僕のところも
駐車場はモルタルだと思いますが…。
いや、コンクリートなのか?
気になるモルタルの強度ですが、
コンクリートなどに比べると
あまり強度はありません。
モルタルやコンクリートの強度を決めるのは、
セメントの量ということになります。
単純に
セメントの量が多いものが
強度が高くなるという計算です。
実際は
いろんな計算を行う必要がありますけどね。
そのため、
モルタルの強度を上げたい場合は、
セメントの量を増やせば良いのです。
ただし、
モルタルの強度計算というのは、
難しいというか、通常は行いません。
なぜなら、モルタルは補修などに使われるもので、
強度を必要とするところには用いないからです。

モルタルの配合って?
ホームセンターなどに行くと
モルタルが売られています。
自分で練って使う人もいますが、
基本的なモルタルの配合は・・・
セメントと砂の割合が1:3
です。
これに水を加えて練ることで
モルタルが完成します。
コンクリートの場合は、
この配合が異なることと、
砂利を混ぜることになります。
コンクリートの場合は、
この砂利が強度に重要な役割を果たしています。
ただ、
仕上げなどに使う場合は砂利は邪魔ですので、
モルタルのようにセメントと砂だけで作られるのです。

比重ってなんのこと?
比重っていうのは、
容量辺りの重さのことを指します。
例えば、
水が1Lであれば、その重さは1kgです。
しかし、
物によっては1Lあっても1kgないものもあります。
これが比重の違いということになります。
モルタルやセメントも比重が異なっており、
モルタルと同じ強度のコンクリートの場合、
重さがかなり違います。
1m3辺りで300kgほど異なります。
これも比重の違いから来るものです。
セメントの量と強度、逆じゃないの?
プラント出しの18-8-25などのコンクリートは強度18Nですが1:3モルタルは21~30Nあります。モルタルが弱いというのはどうでしょうかね?適当に混ぜたモルタルに限りますね。コンクリートの強度は水セメント比に大きく左右されます