【PR】
SPONSORED LINK
お家を建てる時に、
1つの悩みとなっていたのが土間収納です。
土間収納は便利だっていう話はよく聞くのですが、
しっかりと考えないと、
非常に使い勝手が悪い収納になるという話もよく聞きます。
せっかくお金をかけるのであれば、
使いにくい収納なんて欲しくないですが、
土間収納というのは、
棚や扉、窓などはどう考えれば良いのでしょう?
効果的な使い方の参考例とかないですかね?
そんな疑問を持つ方のために、
今回は、土間収納について解説してみたいと思います。
具体的な失敗例やデメリットの紹介を行いたいと思います。
作る時のポイントなんていうのも紹介しちゃいます。
目次
失敗したくない!土間収納の間取り
(※画像は持井工務店さんから拝借)
お家の間取りを考えた時、
玄関は非常に大切です。
お客様を出迎える入口であり、
毎日、出入りする入口になるためです。
この玄関の第一印象によって、
その住宅の印象は大きく変わると言えるでしょう。
そんな玄関について考える時、
土間収納を作るかどうかっていうのは、
1つの悩みの種になります。
どうせ作るなら失敗したくないけど、
リビングやキッチン、寝室と言った部屋とは違い、
玄関の間取りはどうするかなど、なかなかイメージしにくいからです。
実は土間収納が失敗してしまうケースっていうのは、
自分がどう使うかっていうイメージ不足が原因だったりします。
では、土間収納を作ろうと考えた時、
どんなところに注意すれば失敗することがないのか?
作る上でとても大切になるポイントを
いくつか紹介したいと思います。
①:具体的にイメージする
先ほども紹介しましたが、
土間収納を作る上で失敗する原因というのは、
あまり具体的にイメージすることが出来ず、
何となくで作ってしまったというケースです。
これではせっかく作った土間収納を有効活用出来ないばかりか、
普段の生活の中でも不便を招くことになってしまいます。
そのため、
作ると決めたら、何を入れるのか?
っていうことを、
事細かくイメージすることが大切です。
自転車が好きな人なら自転車を入れる、
ゴルフが好きな人はゴルフバックを、
他にも子供用品を入れるなんていうのも良いかと思います。
出来るだけ入れるものを具体的にイメージし、
それをどこに配置するかまでイメージ出来ると、
土間収納において失敗は少ないかと思います。
②:収納したいもの+50センチで計画
具体的に置く物をイメージすることが出来たら、
広さを検討していくわけですが、
この時、収納したいもの+50センチで考えると良いです。
収納したい物ピッタリでもダメですし、
広すぎても無駄になってしまいます。
ちょうどいいのは
物+50センチぐらい。
コレが計画的に広さを検討出来るスペースになります。
③:広く作り過ぎない
色々とイメージして、
配置した後も、ついついもうちょっととやりがちです。
収納なんだから広い方が・・・
という気持ちはとっても分かります。
しかし、
これは室内の収納にとっておきましょう。
土間収納は確かに便利ですが、
広く作り過ぎれば、
玄関を圧迫し、室内にも影響を及ぼします。
広大な土地をお持ちであれば問題ありませんが、
そうでなければ、
最低限ぐらいのスペースで考えておくぐらいが、
お家全体で見た時にスッキリ収まります。
土間収納を考える時は、
このようなことに気を付けながら計画すると、
大きな失敗も少ないかと思います。
まずは、
具体的に何を入れるか
イメージするところから始めてみて下さいね。
棚や扉、窓などの土間収納の例
(※画像はぴたはうすさんから拝借)
土間収納の広さが決まれば、
今度は棚や扉、窓などの各種設備はどうするか
という話になります。
まず、窓についてですが、
実は、窓、あまりオススメは出来ません。
採光が取れるということで窓を付けるケースや、
換気のためにと付けるケースは確かにあります。
しかし、
窓を作ることで日光が入ってくることになり、
その日光に長時間さらされた物が傷んでしまう
ということがあるのです。
具体的には、自転車のサドルの変色とか・・
窓の換気についても、
開けたり閉めたりするのが途中から億劫になり、
途中からやらなくなります。
開けておいて雨が降ってきて、
閉め忘れたなんていう時は、もう目も当てられません・・・
そうなるくらいであれば、
照明と換気扇と割り切ってしまったほうが良いです。
扉については、
出来るだけ大きめのタイプがオススメ。
やはり物を持って出入りするには、
多少、大きいほうが使い勝手は良いです。
またドアは
横にスライドさせるタイプのものが良いです。
押し引きのタイプだと、
開閉時の負担がちょっと面倒です。
最後は棚についてですが、
これは何を置くかによって、
計画はそれぞれになるのですが、
可動式のタイプのものが良いです。
年月とともに土間収納に置くものっていうのも変わってきますが、
その時々に合わせた形にするのに、可動式だと都合が良いのです。
いつの時も効率良く使うためにも、
可動式の棚は必須だと言えるでしょう。
ぼくは家を建て時に
玄関の土間収納は絶対に欲しいと考えていました。
土地の広さもあり、
大きな土間収納にはならなかったのですが
満足の行く収納になったと思います。
下記のWEB内見会玄関編で見れるのでのぞいてみて下さい。
[blogcard url=”https://oirt.info/archives/965″]
子供が大きくなった時に
狭く感じるかも知れませんね…。笑
土間収納の失敗やデメリット
使い勝手が良い
という大きなメリットが得られる土間収納ですが、
一方でデメリットというのも存在します。
例えば、汚れの目立ちです。
玄関は最初にも説明したように
お客様を迎える場所ですから、
出来れば、「常に綺麗に」が理想です。
しかし、
土間収納があることにより、自転車やベビーカーなどなど、
様々なものが玄関を通り土間収納されることになります。
そうすると、どうしても玄関が汚れがちです。
特に雨の降った後に帰ってきた自転車が帰ってくると、
たちまち泥だらけ・・・
こればっかりは仕方がないのですが、
何を収納するかによって、
玄関がどれぐらい汚れるかというのは、
想像しておいて間違いはありません。
また、デメリットと同時に失敗する例にもなるのが、
間取りの調整です。
土間収納を作ることで、
玄関の横に一定のスペースを設けることになります。
そして、このスペースによって、
他の部屋の間取りがイマイチ上手くいかなかったり、
欲しいだけの広さが取れないなんていうことにもなるのです。
隣の部屋の形がいびつな形になるなんていう恐れもあります。
そのような失敗をしないためにも、
土間収納を考える際は、
それ以外の部屋についても、同様に考える必要があります。
土間収納に満足いったとしても、
他の部屋がいびつな形では、
本当に満足出来るお家とはなかなか言えないですよね。
このように土間収納には、
一定のデメリットや失敗例なんていうのも存在します。
作った後から後悔することがないように、
事前の計画段階で、しっかりと検討はしておきましょう。
土間収納上手な使い方
土間収納を上手に使う方法というのは様々ありますが、
1つの方法として、
通り抜け可能にする
というものがあります。
部屋のように
玄関からの入口1か所というのがスタンダードですが、
あえてもう1か所入口を設けるやり方です。
こうすることによって、
玄関からも、室内からも土間収納にアクション出来るようになります。
例えば、
食品などの保管場所としても使いたい場合は、
キッチンにも入口があれば便利ですよね。
土間収納の入口が玄関からのみだと、
行くのが億劫になるケースっていうのもあります。
それであれば、もう1か所、室内からの入口を作ってしまい、
そちらからもアクション出来るようにするというのは、
オススメの使い方です。
この方法は
家を建てた時に実際に頭の中に有りましたが
やはり間取りの広さの関係で断念しざるを得なかったところです。
ある程度の大きさはやはり必要ですね…
まとめ
今回、土間収納について解説してみました。
土間収納はあったほうが便利だというのは、
実体験からも間違いないと思います。
しかし、
便利に使えるかどうかっていうのは、
しっかりと考えてあげる必要があります。
中途半端に計画すれば、
中途半端な土間収納になり、
もてあますことになる可能性もあります。
せっかく作るのですから、
この先、ずっと上手に使い続けられるよう、
色々と工夫した土間収納にしたいですね。
例えば、最初にお金が余計にかかったとしても、
そちらのほうがよほど効率的だと思います。